HORIEMON.COM対談「iPS細胞で網膜細胞移植、実験の再現性をあげるためにAIロボットを活用」高橋政代(後編)
「AIロボットでの実験、iPS細胞での網膜移植、 福祉と一体化した医療センター。 理研・高橋政代が語る、眼科治療の今と未来 」(後編)
●対談「WITH」の構成を担当……「今は「Body Sharing(ボディシェアリング)」といって、身体の機能を他人にシェアすることができます。例えば、寝たきりの人が、目が見えない人の目になってあげることができるんです。「NIN_NIN」という肩に乗せる小さなロボットがあるんですが、そのロボットにはカメラがついていて遠隔操作ができる。そのため、寝たきりの人が「NIN_NIN」から送られてきた映像を見ながら、目の見えない人に「今は赤信号」とか「次の角を右」とか伝えることができる。寝たきりの人は外の景色が見られるし、目が見えない人は安心して歩ける。そっちの方が、目が見えない人の生活を変えるという点では、圧倒的に早いし有効なんです」という高橋さん。
(HORIEMON.COM対談企画「WITH」より)
関連記事
ZEROICHI対談:機械はどこまで人の声に近づけるのか?【Syrinx(サイリンクス)開発者、竹内雅樹氏 その1】
ZEROICHI対談:魚を食べたから“文化”を手に入れた?【千葉工業大学学長・松井孝典氏が語る「ロケットで地球外の生命をみつける意義」その1】
ZEROICHI対談:人間が文章を書かない時代が到来する!?【日本語特化AIエンジン・ELYZAがもたらす未来とは】
ZEROICHI対談:リニアなど多分野に革新をもたらす!?【“永久電流技術”が誕生した話】
「特定の気体を孔に吸蔵させて運べる」 京都大学アイセムス特別教授・北川進と 特定助教・樋口雅一が語る ナノサイズで作った新素材PCPとは?(後編)